計画の重要性
TORii塾では各生徒に毎回学習記録をつけてもらっています。
今日はなんの教科のどこを勉強したのか。
〇ページから〇ページまで解いて丸付をした。直しまでをした。
といった具合で自分が完了した課題をしっかり書き記してもらいます。
中にはそれを面倒くさがって適当に書く生徒もおります。
そういう生徒は自分で何をしたのかを自分で把握できていないので、次に何をするべきかなども理解できず、とりあえずの思い付きでしか学習を進められていません。
完了した記録だけでなく、その日進めるべき課題内容の計画も記入してもらいます。
それも全く書かない生徒も多くいます。というよりは書けないといった方が良いでしょう。
毎回自分で計画をたてるのではなく私に指示してもらわないと動けない。
そういった姿勢は普段の生活でも顕著にあらわれていると思います。
学習記録をしっかりと細かく記入できている生徒は忘れ物なども少ないですし、自分の中で何を優先して進めるべきかなどしっかりと頭の中を整理して物事を進めることが出来ます。
そうやって頭の中を整理して行動できることが、生活においても勉強においてもとても効率の良い行動につながるのです。
そしてそれを何度言っても改善してくれない生徒はたくさんいます。
とりあえず課題終わらせれば文句ないでしょと言わんばかりに、毎日の記録しても時間の無駄だし、といった感じです。
それ以上に毎日来てから何しようかなと考えている時間の方がよっぽど無駄ですし、目標に向けての計画など立てられるわけがないという事にいつになったら気付けるのか。
周りから言われるだけでははっきりその違いに気付けず、何とか意識を変えて欲しいのですがなかなか伝わらないというのも現状です。
受験本番が近づくにつれ、膨大な範囲の勉強をどう進めれば良いかわからなくなり、切羽詰まってやっと計画性が大事だと気付きだす生徒達。
遅いよ、、、入塾当初から言われてた計画を立てる事に素直に真剣に取り組んでれば今そんなことにはなってないよね
効率の良い勉強法を身に付けたいとよく言われますが、勉強云々の前にまずは自分の目的を明確にして、それに向けて何をしたのか、これから何をしていくのかをしっかり把握して見通しを立てていくことが、効率を上げる第一歩ではないでしょうか、、、