共に学ぶこと
突然ですが、先日我が家族の一員、ウサギのミミが天国にいきました。
下の娘が初めて飼ったペットで、名付け親も娘で大変かわいがっておりました。
午前中の仕事を終えて昼過ぎに家に帰ると、すでに動かなくなっていました。
3歳という、早すぎる死。
このことを小3の娘にどう伝えるべきか、ものすごく悩みました。
ものすごく。
娘は、普段は明るく活発で、自由奔放な性格なのですが、保育所のころから自家中毒でちょこちょこ体調を崩すこともある子で、精神的には少し弱いところがあります。
小3というタイミングで、「死」「別れ」ということをどこまで理解できるのか、、、、
理解できたとして、それがトラウマになってしまわないか、、、、
悩んだのですが、ありのままを伝えました
ありのままを伝えるにしても、言葉を選び、口調、声の大きさ、、、
同じ内容を伝えるにしても、伝え方ひとつで受け取る側には全く違ったものになります。
その場でそこまで意識していたかというと、泣きじゃくる娘の前でそんなことを考えながら話す余裕はなく、私も感極まって泣きそうになりながら話したのですが、、、、
私が伝えたかったことはしっかり伝わったようで、よかった。
今は、「泣いてばかりいたらミミが悲しむから、ミミの分もいっぱい笑う」と言ってくれました。
ミミはその身をもって娘に命の尊さを教えてくれました。
ありがとう。
しんみりしてしまいましたが、
なぜこの話をしたかと、、
伝え方、、、ものすごく難しい、ということを改めて考えさせられました。
この仕事をしていて、たくさんの子供と触れ合い、
当たり前ですが一人として同じ人間はおらず、、
毎年、毎日、毎時間、色々と悩みます。
同じ人間が一人もいないように、悩んでも悩んでも、一つの答えというものはないのだろうけれど、
こうやって「悩み、考えるということ」自体が大事なんだと思います。
それによって私自身も成長できていると思います。
私自身、まだまだ未熟者。
勉強を教えるということを通して、逆に子供たちにも様々なことを教わり、共に学びながら人生を歩んでいけることがものすごく幸せなことなのだと思います。
勉強だけでなく、今後の人生で、少しでもこの子たちの役に立つことができればと、恩返しをしていければ、と思った今日この頃でした。