学校で習ってないから出来ない?!
今日は「予習学習」に関して!
予習範囲の学習をしようとすると小中学生はよくこういいます。
「まだ習ってないから出来ん!」
まあそうですね。みんなそう言います。
それが普通。
わからないから、一人で出来ないから、学校に行って授業を受けて、先生に教えてもらっている。
確かにそうなのですが、出来ないわけではありません!
いままでやったことがないからやろうとしないだけ!
出来ないと決めつけてしまっているだけです!
現にこのコロナ渦で、予習せざるを得ない状況で半ば強制的にやってもらったら、大半の生徒はそれほど抵抗なくできてしまいました!!
普段から予習の重要性や効率の良さを推奨していましたが、実際に実行できる生徒はごく一部の生徒。
学習習慣がしっかりついていて、学習時間もしっかり確保できていて、普段から効率的に学習できている、いわゆる成績上位層の生徒。
そんな生徒は学校の課題も塾の課題もしっかりと完了させたとしても、時間的に余裕があるから予習にも取り組んでもらうことができていました。
塾のメインの課題は復習となるので、なかなか全生徒に予習に取り組んでもらうことは出来ていません。
しかしながら、本来は全生徒に予習をやってほしい!
むしろ成績が悪い、学校の授業についていけない、家でいくら頑張って勉強しても成績が伸びない!という生徒にこそ予習学習を頑張ってほしい!
それこそTORii塾で掲げる自立学習、そして自主性、主体性を育てる学習には、予習学習というものがものすごく効果的です!
ましてや大学進学を目指して進学高校に進んだ場合は、予習は当たり前!
中学校では全くやったこともないことを、高校に入った途端やらなければいけない!
徐々に慣らしてなんてことは全くなく、予習のやり方も、みんなやってんだから頑張ってください。的な感じ。
私自身、中学から高校でのその学習の違いにかなり苦労しました!
中学時代から少しでも慣れておけばこんなに苦労はしなかったのに!と今となってはものすごく思います!
だからこそ、中学生の間から、もっと言うと小学生のうちから予習学習を身に着けておいた方がよい!
そんな中でのこの長期休校!
ここぞとばかりに全生徒に予習学習を実施してもらいました!
案の定、全生徒が習ってないから出来ないという状態。
しかし、あのいつ学校が始まるかもわからない状況で、教育緊急事態宣言を発令し、学校に頼っている場合ではなく、自分たちで進めなければいけないのだと生徒たちに理解してもらい、半分くらいの生徒はおそらくいやいやだったとは思いますがやってもらいました。
(実際は春期講習課題が完了していない生徒はまずそれをやってもらっていたので、あまり予習範囲ができなかった生徒もいるのですが、、、)
案外授業でやってなくても自分で教科書を読んだだけでも出来る!
と実感できた生徒も多かったのではないかと思います。
そしてその予習を行っていたことで、いま学校が始まって、授業が本格的に再開されて、今までと違ってすでにある程度知っている状態で授業に臨む事が出来、より一層授業での理解度が深まったという声をたくさんもらってます!
学校の授業時間は全員に等しく振り分けられています。
しかしそこの同じ時間の中でも、理解度の違いで大きな差が生まれてしまいます。
そう言った意味でも予習の効果は大きい!!
どうせ授業を受けるなら、しっかりと理解してものにしてしまいたいところです!
しかしながら、予習をあらかじめしておくことは良い面ばかりではなく、自分で先に進めて理解や暗記してしまうことで、逆に学校の授業をないがしろにして、授業時間に寝てしまったり、まったく別のことを考えてしまったりという生徒もいるということも事実としてあり、そこはより一層理解するためにはどのように授業に臨むべきかなどを指導して、頑張れるように持っていく必要はあります。
とまあかなり長くなり、まだまだ予習学習に関しては語れるのですが、さすがにこれ以上読んでいただくのも申し訳ないので、この辺で、、、
まとまりがなくすみません。
ということで、予習は大事!
小中学生でもやってないだけでやれば出来る!
そして出来るようになれば学校の授業の理解度が深まり、結果的に効率的に学習できるというお話でした!!