自己管理能力を鍛える
毎回全生徒と帰り際に少し話をします。
今回は授業時間で何が出来たか、、、
現在の課題の進行状況はいかがなものか、、
今の進み具合だと次回に向けて家で何をやってこなければいけないか、
そして次回の通塾時の持ち物の確認、、、
普段から忘れ物が多い人ほど入念に持ち物を確認します。
次回何をしなければいけないか、そしてそれを持って来なければいけない、、、
しかしながら何度言われてもそれが出来ない生徒が多数!
まあ中学生だししょうがないと言ってしまえばそれまでですが、まずはその辺の意識を変えていく事が必要!
その教材が無ければ何も出来ない状態になる、、
次にやらなければいけない事を自分の中で把握できていないから塾に行く前に持ち物チェックもしない状態で塾に来てしまう。
つまり、とりあえず塾に行っているだけという状態!
これは自立学習をしていくうえではまず真っ先に変えたいところです!
ただ私にやれと言われるからやっているだけの学習と、
生徒自身の意識として「今習っている範囲のところがわからないからそれを何とかしなくちゃ!」という意識で進める学習とでは吸収率は雲泥の差です。
今何をやるべきかを自分で考え、行動できるようにしていく事がものすごく大事!
いわゆる「自己管理能力を鍛えていく」という事です!
とはいえ今まで親に甘えっぱなしで、自分で色々な事を管理するということが出来ていない子供たちにいきなり全部自分で考えろと言ってもそれは無茶な話で、、、
まずは「この課題をいつまでに終わらせたいから、家でここまで進めてきて、塾にはこれを持って来なきゃいけない」というような目的と期限、計画性、行動の流れのより具体的な説明をして、まずはそれをしっかりと実践してもらう!
そして、必ずこういった事を自分で考えていかなければいけないという事を伝えます!
なかなか行動に移せない生徒には、保護者の方にもご協力いただいて少しずつでも出来るようにしていく!
少しずつ出来るようになってきたら、徐々にこちらからは範囲の指定と期限のみといった大まかなものに変えていき、最終的にはテスト範囲だけを伝えてあとは本人に任せてしまうといった具合です。
なかなかすべての計画を完全に本人に任せてしまう事が出来る中学生はおりませんが、むしろそこまで出来るようになれば胸を張って「もう一人で出来る!卒塾おめでとう!」と世に送り出すことが出来ます。
目的を果たす為に何をするべきか、、、、
それがしっかり自分で考えて行動できるならば、社会に出てからどんな仕事に就こうとも生かされるはずです!
仕事に限らず、充実したプライベートを過ごすうえでも、人間関係をスムーズに進めていくうえでも、全てにおいて生かされます!!
高校受験を通して得られることは学力以上にそういった生きる力であってほしい!
そういう思いでこちらも頑張らせていただきます!