講師は辞書じゃない!
塾に入って間もない生徒、もしくは入塾体験の生徒はすぐに答えを教えてくれない事にものすごく抵抗を感じることが多いようです。
私自身も学生時代を思い返してみると、質問に対しての答えや解き方だけを求めていたように感じます。
回りくどく説明してくる先生に対して、
「解き方さえ教えてくれればいいから、、、」
と思っていました。実際そんな生徒はかなりいると思います。
そもそも塾には出来なかった問題の解き方を教えてもらいに来ているという生徒が多いです。
目先のテストの点数を上げることだけを考えるのであればそれでもかまいませんが、その生徒自身がしっかりと自分の力で考えていけるようにしてあげる事がものすごく大事!
自力で調べ、考え、どうやって答えにたどり着けるかを導いてあげることがTORii塾の講師の役目です。
安易に答えだけを教えてしまう講師はこの塾にはいません。
この先生に聞けば何でも教えてくれる!という先生は生徒からしてみればものすごく便利な先生で頼りになる存在かもしれません。
しかし、その生徒の面倒を一生見てあげることは不可能なわけで、その先生に頼ることが出来なくなった時に本人が何も出来なくなってしまうという指導の仕方は絶対にしてはいけません。
勉強に限らず、目の前に立ちふさがる壁、問題を解決するためには何をどう進めていけばよいのか、、、
そこを自分で考え、行動して、失敗して、また考えて、という経験をしていく事!
ものすごく大事です!
中学生以上に、小学生も、解いたことがない問題が出てくるとすぐに答えを聞きたがります。
そこで少し考えて「こうやれば解けるかな?」「前にやったことある気がする」
と考えさせてあげることが大事。
「初めてだしわからんもん」「考えたけどわからんから聞いとるんだし」
とちょっと切れ気味に言ってくる生徒もおります、、、
考えること自体が面倒くさいとさえ思っている生徒もおります。
それでも答えは絶対にすぐには教えません。
どんなにキレ気味で言われても教えません。
答えにたどり着くための公式や、知識、考え方を少しずつ教える、もしくは本人から引き出す、調べさせていき、最終的には自分の力で答えにたどり着けたと実感してもらいます!
生徒からしたら時間もかかるし面倒臭いでしょうしあからさまに不服そうにする生徒がおりますが、
答えをただ教えるだけでは答えを見るのと何ら変わりはありません。
「答え知りたいだけなら答え見られよ」
マジでそう思います。ですしそう言います。
その場の問題の答えを書くという事だけが目的なのであれば家で答えを写せばいいし、塾に来てまで勉強する意味は?
講師は辞書ではありません。
そこの意味をしっかり理解できるようになってくれるまで何度でも説明していきます!!
それが心底理解出来て実行に移すことが出来るようになった生徒は安心してどこにでも送り出すことが出来ます。
そうなるように!
この塾はそのやり方は絶対に曲げません!