夏期講習の内容④
今回も夏期講習について、、、
前回は学習内容の中でも、学習の仕方の肝となる暗記テストの覚え方と直しのやり方、考え方を説明しました。
今回は夏期テキストと確認テストに関して。
夏期テキストを進めていく中で、前回触れた直しの仕方を実際に実践してもらうのですが、より具体的にどういった流れで進めていくのかを説明していきます。
夏期講習で使用するテキストは今までの学習範囲の総復習となります。
出席日数に応じて進められる量が変わってくるのですが、基本的には数・英・国の3教科。残り2教科の理・社は希望制となります。
テキストの中身は1週目は基本的な項目のおさらいと基本問題を中心とした演習。
2週目で応用問題も含む、より実践的な内容に挑戦してもらいます。
全ての学年でそのテキストの内容を4ターム分に分けて行い、それぞれのタームの内容の直しが終わり次第、同範囲の確認テストに進んでもらいます。
その直しの完成度が高ければ確認テストの点数も自然と高くなるので、まずはその確認テストで高得点をとれることを目標として頑張ってもらいます!
確認テストを受け終わると、そこで間違えた問題は、より丁寧に直しを行ってもらい、本人の中で理解度を深め、記憶に定着するような直しをしてもらいます。
ここまでで1ターム分が完了し、次のターム、単元に進んでいきます。
これを4回繰り返すと今までの学習範囲をすべて網羅出来たことになります。
簡単に説明しましたが、3年生ともなると1ターム進めるだけでもかなりの量になるので、それなりに時間を確保してもらわないと4ターム全てを完了させることは難しいです。
それもあって3年生は1日最低でも5時間の講習時間となっております。(1.2年生は最低3時間)
もちろん時間だけではなく、効率の良い進め方や、長時間集中を持続させることも必要になってきます。
ここまでの内容を、ただ終わらせることを目的とせず、テストの点数を上げるという目的の為に行う事でかなりの成果を期待できます。
もちろん中には終わらせることだけが目的となってしまっている生徒もおります。
そういった生徒はテキストの進め方や、直しの内容を見れば一目瞭然なので、その時点でやり直ししてもらうことになります。
そうすることで先に進むスピードは落ちてしまい、全範囲を復習することが出来なくなることもあるのですが、それでいいです。
むしろそうやって、確実に一つずつ実力として力を付けていかないと、ただ何となくやっただけでは全く学習になっておらず、ただの作業になってしまっていて意味がないです。
もちろん学校のテストの点数にも反映されません。
一つずつ確実に、丁寧に、
時間がかかりますが、実はそれが一番の近道だという事です!!!!