やりたことをやるとはどういうこと?
来週の週末は「市中学校総合選手権大会」です!
運動部連中は3年生に限らずそこに全精力を注ぎこむことになり、勉強どころではないでしょう。
そうなると、期末対策を考えると今週の土日がかなりカギになってきます。
来週の土日はほぼつぶれる。
再来週の月曜になると、もうテストまで残すところ約1週間。
期末は9教科の提出物があります。
今の段階で全く手つかずの生徒は、その1週間はただ提出物を仕上げる事だけに追われて、十分な復習、すなわち期末テスト対策は一切できないままテストをむかえることになるでしょう。
何度も言いますが、提出物を提出するだけでは点数は上がりません。
当たり前ですよね。
わかっているなら、、、、今から進めましょう。
この土日で最低でも今学校で習った範囲まではワークの丸付はもちろんの事、わからない、覚えていない部分の直しまでを完了させておきたい!!
部活で大変。
疲れた。
だからどうした。
その言い訳で高校に合格出来るのなら存分に言い訳していてください。
疲れても楽しい。これが自分の生きがい。プロになりたいとまでは思わないけど今の仲間と最後まで頑張りたい。
だから勉強は出来ません。
こんな風に部活を頑張ることを、「勉強が出来ない言い訳」にしてしまうのなら、私はその部活自体を否定しざるを得ません。
今目の前にある楽しい事、やりたいことだけを最優先させて、本来やっておかなければいけない事、将来の為になることはやらない。
私から言わせればおもちゃが欲しくて駄々をこねている子供と同じです。
いや、もっとたちが悪いですね。
最近ニュースでも毎日のように見る、自分の思い通りにならない我が子を簡単に虐待してしまう親と同じです。
そこまで言うかと思われるかもしれませんし、例える方向が少し違うかもしれませんが、見方を変えれば、自分のやりたいことだけやればいいんだよと言われ続けて育った子供は、そういった大人になると私は思っています。
決して、やりたいことをやらせてあげる事を完全に否定しているわけではありません。
自分のやりたいことで将来自立して暮らしていけるのならそんな幸せな事はないでしょう。
それは間違いなくそうだと思います。
ただ、、、、
そんなに世の中甘くないよ、!!!
としっかりと子供のうちから教えていく必要があると私は思います。
やりたいことだけをやらせてあげればいいという世の中の風潮がありますが、それはあくまでも理想です。
その理想に近づくためには、やりたくない事、自分が望まない事も含めて努力が必要だという事。
それをしっかり教えていかないと、本当に危険だと思います。
「やりたいことをやればいい」という事を、「自分のわがままだけを通せばよい」と勘違いして解釈している子供が多いように感じます。
そのまま大人になったら、自己中心的で他人の迷惑を顧みない人間になることは明らかではないでしょうか。
他人や家族さえも思いやれない人間になってしまうのではないでしょうか。
簡単に人を傷つけてしまう人になってしまうのではないでしょうか。
話がかなり飛躍しつつありますが、それとこれとは別だと思われる方もいるかもしれませんが、別ではないと思います。
勉強はつらく、面白くない事かもしれません。
でもそこから逃げるという事が自分の将来にとってどうなのか、子供たちにもしっかりと考えさせる必要があると私は思います!
かなりディープな話になってしまいましたが、今、目の前の事にとらわれすぎるのではなく、もっと先の、子供たちの将来の事をもっと考えていかなければいけないのではないでしょうか。
と私は思いますし、そうしていきたいと思っています。