わからない事は恥ずかしい事ではない!
小中学生のうちは、出来ないことを表に出すことにはかなり抵抗がある子供が多いです。
今日は4月度から入った小6の個別指導クラスの生徒が2回目の授業でした。
基本的に入塾当初はほとんどの生徒がそうなのですが、めちゃくちゃ受け身!
こっちが何か指示しないとボー――――っと待ってるだけ、、、
まあ小学生だと仕方ないですよね、、、、
とはなりません!
ましてや小6!もう来年から中学生なんです。
そんな受け身の姿勢を、根本から考え直してもらいます!
もちろん性格上引っ込み思案で、大人しくて、という子もおりますが、大丈夫!
積極性や自分で考えて行動することは訓練、習慣で身に付けられます!
簡単な事ではないですが、鍛えていく事で少しずつ身に付けることが出来るものです!
その為に必要な事が、まずは自分に出来ないことを認めてしっかり把握すること!
自分はもっと出来るはずだ!周りにそんなことも出来ないのかと思われたくない!
と出来ないことを大っぴらにすることがいけない事のように思ってしまっています。
それは大人になってからももちろんあるでしょうが、このことは成長の邪魔にしかなりません。
出来ないことをそのままにして、大人になっても出来ないままの方がよっぽど恥ずかしい思いをすることもあります。
恥ずかしい思いをしないようにするために出来ることを増やすわけではないので、本来の目的は出来ることを増やすことで自分自身の成長、そして可能性を広げることが出来るという事なのです。
出来ない事をまずは自分が認めないことには、出来るようになるわけがありません。
とはいってもやはり恥ずかしさの方が勝ってしまい行動に写せないという引っ込み思案の子はかなり多くいます。
周りの目が気になって、恥ずかしいという思いが強い人に引っ込み思案な人が多いように感じます。
そんな生徒には、まずは出来ないことはまったく恥ずかしくないという事を長い時間、期間をかけてしっかり伝えていくことが大事だと思います。
その次には伝えるだけではなくて、実際に出来ないことを自分で発信することで良くなったという体験をさせてあげるところまでもっていきたいところです。
少しでもそういった体験があれば、出来るようになった時のことを想像してもらってまた次の出来るにつなげることが出来ます。
出来るようになることで誰かに褒められたり、友達に自慢出来たり、とにかく恥ずかしいという以上に良いことがあるのだと気付いて欲しい。
勉強だけでなく、自立という意味でも積極性と行動力はあった方が良いはずです。
このTORii塾での学びがそのきっかけに少しでもなっていたら、と思うばかりです。