得意科目と不得意科目
本日から中間テストが始まった中学も多いのですが、まだ明日もテストが控えています。まだテストが開始されていない中学もありますし、まだまだ頑張ってまいりましょう!!
さて本日は得意科目、苦手科目についてです!本日も結構な長文です、、、
まず、人は誰しも得意不得意があると言われています。好き嫌いによるものが大きいと思いますが、ある程度出来るもの、出来ないもの、やりたい事、やりたくない事などなどありますが、
ここでは勉強科目の得意不得意だけに絞ってお話します。
特に改めて勉強しなくても学校の授業だけしっかり聞いていれば満点近く取れるといった得意教科。
そこまではいかなくてもある程度興味があるので勉強も進めやすく、自主的に勉強も進められるので点数は高めの教科。
逆に授業を聞いていても全くわからないし、復習し直しても全然頭に入ってこない、その場である程度わかった気でいても、いざテストを受けてみると全然答えられないという苦手教科。
その違いは何にあるのでしょうか、、、もちろん好き嫌いもあるとは思いますが、そもそもその好き嫌いは何をきっかけに、どういったところから苦手になっていったのか、、
決定的な事件がきっかけという事もあるかもしれませんし、一概にこれといったものはないかもしれませんが、私の個人的な考えとしては、中学生に限っては、授業の段階でどれだけ理解できた状態にあるか、という事が大きな要因だと思います。
授業で理解できたことであれば、改めて復習してもスムーズに出来ますし、苦も無く進められるはずです。当然と言えば当然ですよね。
逆に授業でチンプンカンプンの物を復習しようとしてもわからないことだらけで全く進みません。それでも何とか食らいついて勉強したとしても、効率も上がるはずもなく、ある程度のところでとまってしまう、といった状態になりがちです。
出来ない状態になるとそこからはもうトントン拍子に教科自体が嫌いになり、完全なる不得意科目が出来上がってしまうのですが、
ではそうならないための対策は!
好きになる事! ではありません!
というよりもそんなことが出来るのらみんなやってます。嫌いなものを好きになる、いやいやそれこそ神の所業です。
ではそんなできない事を頑張るよりも、出来る事、具体的で現実的な事に力を注ぎましょう!!
ではその現実的な方法とは何なのか、それは予習をすることです!
簡単に予習と言いましたが、これも実行しようとしてもなかなか大変な事です!
中学生は今までちゃんとした予習などをした事も無いでしょうし、学校からもそれを求められるわけではないですし、どうせ授業で教えてもらえる内容なのだから、予習をすること自体無駄だという考えの人が多いので、まず予習はしないでしょう。
しかしながら、そもそもわからないことが多すぎて嫌になってくる事が原因のはずなのに、さらにはその授業についていけるはずがないとわかっているのに、何もせずに授業の時間を全て無駄にしてしまっているのであれば、授業の前にある程度理解してから授業の内容をわかる状態にしてしまえば、無駄だった授業時間が理解を深めるための授業に変わるわけです!
あくまでも理想ですし、そんなに簡単な事ではありませんが、理解できることが増えてこれば、わからない問題に悩む必要もないですし、復習もかなりスムーズに出来るようになるはずです!!
ところが、TORii塾生もですが、中学生はやたら予習を嫌がります。
先ほども言いましたが、やった事も無いからどうすればよいかわからないし、そもそも予習することによる利点を感じていない、意味がないと思ってしまっているのが原因だと思います。
その状態からしっかりとした予習を確立するということはなかなか時間もかかりますし、一朝一夕で出来ることではありません。
まずはその考えを根本から覆すことから始めなければいけませんし、予習の進め方を説明し、実際に進めているところでまた細かい修正を加えていく。個別でしっかりと時間をかけて指導することが不可欠になってくると思います。
しかしこれを徹底的に行っていけば、必ず良いサイクルが出来てきますし、何よりも高校に入ってからの予習がスムーズに出来るようになるはずです。
実際にTORii塾でもこの予習スタイルを指導していくクラスを増設しようかとも考えてはいるのですが、復習がメインの学習方法が今のTORii塾のスタイルになっているので、また機を見てクラス増設を考えていきたいと考えているところではあります。
こんな話をしておいて今すぐにこういった指導を進められないのは、私自身歯がゆいところではありますが、簡単に他の講師に任せられる事でもないですし、しっかり準備をしてからという事になりそうです。
しまりの悪い感じになってしまいましたがこういった考えもあるのだと、少しでも参考になっていれば幸いです。
それでは